KDDIエボルバでは、新卒採用に力を入れており、今年度は約100名の新卒事業所限定職社員が、全国8拠点(札幌、仙台、山形、広島、松山、福岡、佐世保、沖縄)で入社しました。4月に入社した新卒社員たちは、入社後5日間の合同研修を経て、現在はそれぞれの配属先でまずはオペレーターして日々奮闘中！
今回は、そんな事業所限定職新卒社員たちのさらなるスキルアップと、これからも続く社会人生活をよりよいものとするために行ったフォローアップ研修の様子の一部をレポートいたします。
■メンタルヘルス研修～ストレスとの上手な付き合い方～
入社から配属を経て、初めての社会人生活の中で、環境や生活リズムも大きく変わった新入社員たち。思い描いていたイメージとのズレや、さまざまな人と関わる中でストレスを感じてしまうのは誰しもあることです。
心と体の健康を保ちながら、楽しんでこれからも仕事に臨んでもらうため、「気持ちの入れ替え方」をテーマに、保健師・看護師の資格を持ち、普段から全社員の健康を支えるウェルネス推進Gの社員からストレスとの上手な付き合い方をお伝えしました。
★まずは悩みを吐き出す！～悩んでいるのは、自分だけじゃない～
ストレスと上手に付き合っていくうえで、重要となるのはまずは自分の「悩み」を言葉にすること！研修では、同期の仲間に仕事からプライベートまで幅広く今持っている不安や悩み、それに対する前向きな変化を洗い出して共有しました。
<「同期の仲」だからこそ話せる内容もあります>
悩みや不安を共有し、自分なりにどう向き合っているかを話し合うことで、ストレスに対する理解につながります。自分の感じているストレスを自覚した後は、悩みや不安を乗り越えるための考え方や具体的な実践方法をお伝えしました。
★断捨離とリフレーミングでポジティブな自分に
ストレスとうまく付き合い、ポジティブな気持ちに切り替えるためには、「自己肯定感」「リカバリー力」を向上させることがとても重要！研修では、「断捨離」「リフレーミング」という視点で自分の気持ちを整え、前向きになるやり方をアドバイスしました。
<研修は明るく・楽しく進めます！>
「断捨離」と聞くとモノを整理するイメージが強いですが、研修では「当たり前化している日常」を断捨離してみるという観点をレクチャー。気持ちをリフレッシュする身近な方法として、身なりを整えなおす・エレベーターではなく階段を使ってみるなど今日から試せる具体的な方法をお伝えしました！
また、「リフレーミング」では、物事の見方を変えてポジティブに捉えなおす練習として、仕事や生活習慣など、さまざまな題材をもとに考え方を切り替えるグループワークを行いました。
研修後に実施したアンケートでは、「自分だけが悩んでいるわけではないと知ることができて安心できた」「自分で自分の健康を考えるいいきっかけになった」「困ったときは、仲間や先輩を頼っていいんだとあらためて認識できた」など前向きな声が多数あがっていました。
■電話応対スキルアップ研修～コミュニケーションスキルをお客様対応に活かす～
現在それぞれのセンターでオペレーターして稼働している新入社員たち。電話応対のスキルについては、入社時の研修や配属先のセンターでも実施していますが、ここではさらなるお客様満足度の向上を目的にコミュニケーションにおける「聴くスキル(共感力)」と「話すスキル(説明力)」にフォーカスした研修を実施しました。
集合研修のメリットを活かし、ロールプレイングを多く取り入れて進行。コミュニケーションにおける自身の課題認識やその改善を仲間とともに学習していきます。
<ロールプレイングの様子>
お客様の心情や心境に合わせた適切な言葉遣いから、厳しいご意見をいただいた際のお気持ちへの寄り添い方なども学び、すぐに業務に活かすことができる内容を学習します。
新入社員たちからは、「実践的な内容であったため、業務での経験を思い出しながら受講することできた」「普段のコミュニケーションから聴く力・話す力を意識していきたい」というコメントがあがっていました。
合同研修は、スキルアップをしてほしいという気持ちに加えて、全国で一緒に頑張っている同期がいることを感じてほしいという想いで実施しています。
あと少しで入社1年になる新入社員たち。次に入社する後輩たちの模範になるように、そして「先輩」としてアドバイスや指導ができるように、これからの成長を願っています！
