未来を担う子どもたちに・集まった200冊の想いをリレー！
札幌センターで心と力を育む『絵本交換会』を開催！

今日は、株式会社KDDIエボルバの札幌センター「Polaris_Sapporo（ポラリスサッポロ）」で新たに始まったプロジェクト『ポラエボ・絵本交換会』の活動をご紹介いたします。

“ポラエボ”は、札幌センターで働く多様な人財とその家族を通じて、未来を担う子どもたちや地域社会への貢献活動を地域に根差して取り組んでいこう！という想いから始まったSDGs実行委員会です。

今回ご紹介をする『ポラエボ・絵本交換会』は、読み終わったり、本棚に眠っている絵本や児童書を交換することで、SDGs活動や地域コミュニケーションに参加できるまちづくり構想としてスタート。第1回目は、社員と家族が参加。計200冊以上の本が集まり、にぎやかな交換会になりました。

札幌センターだからできること・子育て世代が多く働く当社だからできることは何か？を“ポラエボ”で考え、検討したときに、北海道で唯一の自治体が運営する「えほん図書館」が「Polaris_Sapporo」のある札幌市白石区にあることを思い出しました。

世の中では、デジタル化が加速し、読書はタブレットで、情報収集もWeb、動画、SNSで・・・と大人から子どもまで、デジタル活用が進む今だからこそ、子どもたちには、紙にしかない温もりを感じながら自分のお気に入りの絵本や児童書を手にする機会を発信・提供していこう！絵本を大切にしている白石区から広げていきたい！

そんな想いから計画はスタートしました。

集める冊数の目標値は設定していなかったものの、社内に声掛けをしてからたった１週間で100冊、当日を含め200冊以上のたくさんの種類の絵本・児童書が集まりました。想い出や思い入れがある本は、置き場所には困るものの、捨てたりリサイクルショップに持っていく気持ちにはなかなかなれないものです。そういったもどかしさを抱えている社員が「次の世代に継承できるなら」と持参したり、SDGs活動に参加したいと思っていた方や、中には、リサイクルショップでは引取りNGの作者のサイン入りという貴重な絵本を寄せる方も！

交換会は、「Polaris_Sapporo」内で行いました。初めての開催なので準備は手探りでしたが、社員とその家族、特に、子ども達も来場する！ということで、手に取ってその場で読めるようにカフェをイメージしたテーブルとイスを設置したり、小さな子どもでも自分の手で本を選べるようにテーブルの手前に絵本や図鑑を、後列に児童書を並べたり、子ども同士でコミュニケーションが取れるように広めにスペースを開放するなど、工夫を凝らしました。

当日は大盛況！初めて見るママ・パパが働く場所に「こんなに広くて綺麗なところで働いているの！」と驚いていた子ども達も、絵本を前にするとにぎやかに。「この本を見てみたい」「あっちも見てくる」と楽しそうに選び、座って読み比べしたり、その場でお友達になった子ども達はエントランスでわいわい遊んだり。

社員同士も家族連れで会う機会は珍しく、「久しぶりー、大きくなったね」と和気あいあいとした時間になりました。勤務中の社員も、休憩時間を利用して家で待つ子どものために本を選んでいました。

満足度100%の結果になった参加者アンケートからは、全体の70%が「子どもたち」を想う親心が伺えました。絵本や児童書に子ども達が触れることで、言葉の意味を理解して語彙力を高めたり、物語の中に登場するキャラクター達が自分とは違う立場の考え方をもっていたら、疑問や共感することで自分以外の人達の気持ちを理解しようという社会性が育まれ、また、自分で物事を考える力や、想像・創造力も身に付きます。

「Polaris_Sapporo」は、これからも地域社会に貢献する“地域に根差した企業”として、社員だけではなく、札幌センターに併設する保育園を利用する方や、札幌市白石区にお住まいの方々にも参加いただける「絵本交換会」の開催を目指しています。

今後の開催では、当社の自慢「コールセンターで培った“声・話し方”」テクニックで盛り上げる読み聞かせ会など、子ども達がもっと楽しめるプチイベントの構想もあります。地域の方々にご参加いただける準備が整いましたら、お声掛けいたしますのでぜひご参加くださいませ。

札幌センターは、自社ビルの「Polaris_Sapporo」だからできる社会活動を積極的に実践して、地域に根差す社会活動に取り組んでいます。センターで働く社員は、約1,500人。働きやすいオフィス環境や制度、地域活動などに魅力を感じて、地域の方々を中心に活躍いただいています。札幌でお仕事をお探しの方はぜひ当社の求人サイト「エボジョブ」をご覧くださいませ。