導入事例
- 金融・保険
ジェーシービー様
VOC分析に基づく「AIチャットボット」が生むCS・CX向上と効率化でサポート品質を強化
サービスや明細内容にかかる質問、各種変更手続き、カード紛失対応等、多岐にわたる問合せに対応するお客さまセンターを運営するJCB様。入電者の約70%が電話の前にWeb検索していることに着眼し、お客さまニーズに合わせたチャネルを拡張。顧客満足度向上が生んだ効率化によって、窓口の品質強化、オペレータの働き方につなげた事例をご紹介します。

POINT 01
電話の前にWeb検索する約70%のお客さまが望むチャネルとは
POINT 02
運用のしやすさ、スピード構築、支援品質が決め手
POINT 03
正答率80%でCS・CX向上、オペレータの働き方・品質に効果
お客さまプロフィール

ジェーシービー様
コミュニケーション企画本部
コミュニケーション企画部長 岩崎 也寸志 様(左)
コミュニケーション企画部 支援推進グループ
主務 阿部 香織 様(右)
多くのクレジットカード会員を保有するJCB様は、日本のおもてなしの姿勢でお客さま志向のサービスを提供していらっしゃいます。キャッシュレス化の加速に伴いクレジットカードのご利用者さまが増える中、お客さまセンターでは、独自のVOC分析に基づくWebやFAQ改修、チャネル拡張など、お客さまが望むサポート拡充に取組んでいます。
導入前の課題
- お客さまセンターの入電数500万件/年と多くの問合せが入る中、コールセンター業界における採用難へ施策として電話・メール以外のCS向上チャネルを導入したい
- お客さまの約70%が電話の前にWebを検索しているため、Webの導線再設計、WebFAQの再整備を実施したが、Webを利用するお客さまニーズに応えるコミュニケーションチャネルをさらに拡張したい
- お客さまの利便性と満足度を高めるセルフサポートによって問合せ分散を実現させ効率化を図り、オペレータの働き方、シフト・配置人数バランスを改善したい
実施内容
- Web版のAIチャットボットを導入。JCB様が取扱うクレジットカード、サービスに特化したAIチャットボットの会話構造や、表やイメージ図を自動回答に含める視認性の高い自動応答シナリオを設計
- アセスメントから、設計・構築、正答率を高める導入前チューニング、自動学習テスト・検証までワンストップで提供し、社内POC後2か月でリリース
- JCB様の個人のお客さまサイト内を回遊しているお客さまに「チャットでお問合せ」アイコンを表示して気軽に使える入口を設置
- 運用開始後は、JCB様お客さまセンターでチャットのVOCを活用したチューニングを継続実施
◎スマートフォンからのご利用イメージ
導入後の姿、成果
- お客さまのVOC分析結果と、わかりやすさへの工夫を取入れたAIチャットボットは正答率80%に成長、お客さまの直観的な理解かつ素早い解決を実現
- チャットVOCを活用したリアルタイムの課題特定により、お客さまセンターやカスタマーサポートにおける課題のスピード改善を実現し、お客さま満足度向上へ
導入サービス:AIChat(2020年3月現在)