未来を拓く次世代ネットワークの基幹を構築する

第五世代移動通信システム構築
プロジェクト

I.N
設備構築
I.N
S.M
運用監視体制構築
S.M

第五世代移動通信システム(5G)の商用サービス開始に向けて動きだした環境構築、監視・運用構築のプロジェクト。
多くの課題に立ち向かいながら次世代を拓くネットワークの基幹構築に挑む。

episode.01

サービス開始に向けて5Gコア検証設備を構築

I.Nさんの所属するグループでは、商用設備構築に先立って構築される検証設備で判明した課題の解決に、開発担当者と連携して取り組んでいる。
今回のプロジェクトでは、次世代5Gサービス開始に向けて、ネットワークの仮想化を用いた5Gコアの商用設備構築を担当した。

I.N I.N

お客様に満足いただける通信品質を提供したい

商用設備構築に先んじて、検証設備をラボ環境へ構築。すると、NW仮想化では高密度で実装された機器から高い熱が排出され、装置を停止せざるを得ないという事象が発生、検証もストップすることになった。実地調査を行った結果、吸排気が機能していないことが判明。熱対策を検討、対策工事を追加施工することにより改善を図った。この熱対策は商用設備構築においても取り入れられ、5Gサービス開始することに繋がった。

施策内容を「見える化」
関係各部署と細かな調整を繰り返す

このような設備構築の観点での課題抽出や解決に取り組む際は、複数の機器ベンダが参加するため、社内関連部署とベンダ間で作業工程や役割分担などを詳細に意識合わせする必要がある。複数の部署が構築に関与する為、正確な情報共有が求められる。

そこで、施策内容を纏めた概要資料、装置構成図を作成し見える化することで、短い時間で正確に情報共有ができるように対応。5Gサービス開始に向け、お客様に満足いただける高品質のサービスが提供できるコア設備を準備出来る様、関係部署と連携を強化することで円滑な業務遂行に繋げている。

I.N I.N

商用開始に向けて、5Gのインフラ基盤の設計・構築を担当。
予期せぬ事象が発生し課題解決に奔走することもありましたが、きちんとサービス提供できる設備を運用に引き渡しできるよう、関係各部署との正確な情報共有・連携を心掛けました。

設備構築 I.N
I.N
episode.02

基地局の監視・運用体制の構築

S.Mさんの所属するグループでは、5G基地局の運用・監視を行っている。
5G運用開始前には基地局監視・運用体制の構築を行っていた。
具体的には、ベンダーのOJTへ参加し、その知識を実際に運用監視をするチームメンバーへ伝達、OJTを実施。
5G監視をスムーズに対応するための最適な運用導線作りが主な任務となっていた。

実際に運用するにあたっては未対応の領域が多数あり、すべての運用を一から構築していくためのマニュアルを作成し、実運用者へ落とし込んでいくのが現在の課題だ。

S.M S.M

最新技術のいち早い習得やスキル向上に喜びを感じる

5Gの技術は日々更新されており、新しい技術をいち早く習得ができる点や、新たに出てきた課題を一つずつクリアしていくことがこの仕事の醍醐味。まだまだ新しい技術が眠っており、日々の情報収集が必要。

監視・運用を開始するにあたり、まだまだ多数の課題がありますが、一つずつクリアしていき、スムーズな運用開始を目指しています。
新たな技術に触れて、スキルを高められることに喜びを感じます。

運用監視体制構築 S.M
S.M

社会問題解決への5Gの活用期待
インフラ構築でその一翼を担う

5Gではさまざまなものがネットワークとつながることで、スマホなどを操作しなくても無意識の内に情報が手に入るようになり、高齢化や労働人口の減少、地方の過疎化など社会が抱える課題解決への活用が期待される。

これらが現実となるにはネットワーク以外にも多様なイノベーションが必要になるが、5Gというインフラがその基盤であることから携わる責任も大きい。そしてそれが、プロジェクトに関わるメンバーのモチベーションにもつながっている。

仕事を通じて社会に貢献をする。一つ一つのタスクや課題は目立たないものもあるかもしれないが、それらに真剣に取り組むことで、誰かの何気ない日々を守もり、困っている状況に手を差し伸べることにつながるかもしれない。

今後5Gが使われていく中で、安定した監視・運用ができるように、基幹部分をしっかり構築していく。