人材派遣管理システム HRstation
HRstationが派遣先企業様の人材派遣管理にかかる業務の効率化、コンプライアンスの強化をサポートいたします
HRstationは、派遣を受入れている企業様(=派遣先企業様)が派遣をご利用いただくうえで発生するお悩みを派遣会社ならではの観点より抽出し、より効率的に派遣をご利用いただけるよう、課題を解決し、サポートするシステムです。コンプライアンス管理と業務効率を飛躍的に向上させます。
- 概要
- 機能
- 導入事例
HRstationご利用のメリット
派遣発注および契約管理の効率化
HRstationでは一度に複数の派遣会社に派遣オーダーを発注、その進捗状況を画面上で確認することができます。また契約決定後は契約情報をいつでも閲覧が可能であり、面倒な契約書類のファイリングをする事なく、ペーパーレスで管理ができます。更に契約情報をCSVダウンロードすることにより全社での派遣契約情報をさまざまな角度から分析する材料にお役立ていただけます。
コンプライアンス対応の強化
派遣先として必要な派遣先管理台帳、個別契約書、管理表などの法定帳票類は労働者派遣法などの関連法規に準拠しており、保管義務期間はHRstation内に保管され、いつでも閲覧・出力が可能です。また事業単位・個人単位の抵触日管理も可能です。
社内ルールの統一
派遣会社への発注、また契約の承認について社内で承認フローをご決定いただき、HRstationにて運用していただくことにより、派遣発注、契約承認に関する社内ルールを統一していただくことができます。
セキュリティ対策
HRstationはあらかじめ設定された固定のグローバルIPアドレス内でのみ接続が可能となっています。また、外部機関による脆弱性検査に合格しています。HRstationのサーバーはセキュリティ対策が万全のデータセンターに保管され、24時間365日体制にて監視、またデータは毎日バックアップを行っております。
料金
HRstationは派遣先企業様に無料で導入・ご利用いただけます。
HRstationでは、派遣先企業と派遣会社間の一連の派遣照会~契約締結~勤怠管理~請求管理までの業務の効率化を実現します。5つの基本機能をご案内します。

派遣照会機能
・一度に複数の派遣会社を選択して、派遣依頼が可能
・人選状況の確認やオーダー進捗を管理

契約管理機能
・契約情報のデータ管理により全社での把握が可能
・労働者派遣個別契約書をはじめとする法定帳種類が自動生成
・電子帳票化に伴い、押印・管理・保管にかかる工数軽減を実現

勤怠管理機能
・全派遣会社統一のフォーマットでの勤怠管理、承認
・オンラインで勤怠実績の閲覧、出力が可能
・36協定アラート機能による残業時間の管理
・Web打刻(入室・退室)機能による申請時刻との確認

請求管理機能
・請求データを蓄積することで部門別や機関別のコストを管理
・システムを介して請求書の提出により請求金額の確定、またPDFによる請求書生成

法令管理機能
・抵触日管理、また36協定管理のためのスタッフの就業実績の閲覧、および受講履歴を一覧で閲覧
・意見聴取の履歴の登録、閲覧が可能
多数の導入事例から一部をご紹介いたします。
A社 導入のポイント:コンプライアンス、効率化
当社は、以前より数千人規模の派遣スタッフを受入れています。業界の進化とともに、業務範囲はあっという間に広がり、さらに技術進歩とともに、より専門的なスキルを派遣業務として活用してきました。
ところが、改正派遣法の突然の施行で、「事業所単位」と「個人単位」のダブルの期間制限が必要となり、同一事業所内に、いつから、どの部署に、何人の派遣スタッフを受入れているのかを管理するにはシステム管理しか考えられませんでした。
また、派遣法の複雑さや行政指導の難しさなど、コンプライアンスの確立という問題も抱えていましたので、法定項目をすべて満たしている「HRstation」での派遣契約の一括管理は、派遣スタッフを受入れている派遣先企業としては、社内管理ツールとしてだけでなく、同時にコンプライアンス対応も可能ということで、社内効率化に大きく役立ちました。しかも当社費用は発生せず、導入の選択は間違っていなかったと言えます。
B社 導入のポイント:社内統一、コスト
100社を超える企業から「モノ」や「サービス」を購入していますが、人材派遣サービスの購買は、派遣受入部門での効果測定が難しく、購買の統一性とパフォーマンスという「費用対効果」の判断が難しく、購買部門での課題の一つでした。
そのような中、人材派遣管理システム「HRstation」を知り、いろいろと調べてみました。「良いサービスを適正価格で購入する」という前提の中、良いサービスとは「労働者派遣法」を遵守し、しかも適正なスキルを持つスタッフを派遣していただけることとし、また適正価格としては、類似のサービスや頻度の高いオーダーに関しては、各社同一料金の設定をすることにしました。受入派遣契約が全社にて可視化できるようになり、一時的なコストダウンだけではなく、全社的なコストコントロールが可能になり、まさにマネジメントツールでした。
また、人材派遣管理システムの導入により、社内のコンプライアンス意識を高めるとともに、厚生労働省から受ける「派遣先指導」での適合性を高めていくことにしました。派遣会社ごとに異なる派遣契約書も、必要項目を満たしていない派遣(元)会社のものもあることが分かり、システム導入の隠れたメリットでした。
しかも、派遣先にとって「HRstation」は、導入コストだけでなく、運用コストも不要でした。半信半疑だった「ゼロコストコンプライアンス」とは、このことだったのだと実感しています。
導入までのプロセス

3ヶ月前~2.5ヶ月前
利用申込書の提出/機密保持契約書の締結

2.5ヶ月前~1.5ヶ月前
導入範囲・フローの確定/お客さま社内、および派遣元企業への導入告知実施

1.5ヶ月前~1週間前
各種マスタ登録実施/お客さま社内向け説明会開催/派遣元企業での説明会開催 /契約情報の登録・承認

毎月1日
HRstasionの運用開始